昭和30年代、この運河にはホタルがたくさん舞っていたそうです。環境が整えばきっと舞い戻ってくれるだろう。そう願いながら始まったホタルプロジェクトです。
多くの人たちが、小さな昆虫たちの姿を通じて何かを感じあえたら良いですね。
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2008
9.8
夜7:30
17℃
9月に入っても日中の気温は高めでしたが、やはり夜は肌寒くなっています。親水公園のホタルは残念ながらいなくなってしまいました。でも運河では元気に光っています。
同じ位の幼虫を放流しましたが、結果はかなり違ってきました。私たちは親水公園の方が良いのではないかと思っていたのですが・・・。
やはり人間には計り知れないものなのですね。
さて、2週間たった産卵床はどうなったと思いますか? そうです、生まれているんです。長さ2ミリ程、幅0.5?ミリ程の大きさの小さい幼虫が=たくさん=います。本当にたくさんとしか言いようがありません。数えるには小さ過ぎますので・・・。近々、運河から カワニナ を採って来たいと思います。育成床を作りますので、近日アップしたいと思います。
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2008
8.31
夜8:00
20℃
湿度が上がっています。しばしの残暑というところでしょうか。
運河のホタルは、気持ち良さそうに水面を飛んでいます。今も10数匹が光っていることを思うと、どうやら居心地が良いらしい。これはひょっとすると来年は自然発生するかも・・・。と、期待をしてしまうのでした。
そうそう、親水公園ですが増えませんが1匹だけ健気に光っています。多分新たな命だと思うので何とか複数匹になって欲しいものです。
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親水公園の風景 |
2008
8.23
お盆休みに町の福祉施設へホタルの観賞ということで展示したのですが、そのホタル達の二世が手作りの産卵床で続々と誕生しています。
来年の放流へはずみがつきます。
今後は、育成の記録を、随時アップして行きますね。
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ケースの中にある2本の飼育床。スポンジに卵を産み付けるようです。 ペットボトルの1/3を切り穴を開けて重ねています。スポンジの下に水を入れていますので、孵化した幼虫が下がってきます。 |
2008
8.21
夜8:00
16℃
お盆が過ぎ、昨日からめっきりと寒くなってきました。しかし、北のホタルは健気に光を放っています。
運河では、木陰の下で数匹いましたし、親水公園では、あの1匹が仲間を呼び続けています。目の前で観察できるのが、この場所の良いところです。
実は、親水公園で2匹目を確認しているのですが、姿を消してしまいました。羽化しているところに芝刈り機が入るためかなぁと思います。
来季に向けて、各方面と対策を講じていこう。
まだまだ観察は続きます。
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ヘイケホタル(左:メス・右:オス)
白いところが発光体。 |
手作りの「蛍扇子」を頂きました。井上さん、ありがとう。 |
2008
8.13
夜8:00
19℃
今日親水公園に、1匹姿が見えました。「今年のホタルは少し遅いかもしれないよ」と、9日に伝えられていたので気になっていたところでした。
運河では、5匹位が観察できています。
5〜6匹で300匹位の幼虫が誕生すると言われていますので、今回の調査、育成の研究としては大変良かった思います。
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ほんとうに幻想的な光でした。
ホタルの撮影・・実はかなり難しいようですね。
来年に向けて腕を磨かねば。
運河でのカワニナ採取の様子 |
2008
8.7
夜8:00
22℃
親水公園には、その後姿が見えていませんので、継続観察します。
運河下りをしながら、調査をしました。動画にて収録をしましたので僅かな光ですがアップすることができました。おおむね10数匹が誕生していましたことを報告します。
水面の少し上に2つの強い光があり、その周りに数匹の光が寄り添うように集まっていました。昨日はばらけていた蛍たちがメスの傍にやって来たのでしょうね。
産卵後が楽しみです。
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たくさんのカモ鳥達と一緒に、私たちは目の前のホタルを運河くだりのボートに乗って観察してきました。
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2008
8.4
夜8:00
20℃
祝!バンザ〜イ!
本日、遂にヘイケボタルが舞いました!運河と親水公園にそれぞれ現れました。どれ位ふ化してくれるのでしょうか。楽しみです。
今日が 「ほたる記念日」です。
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運河に生息しているカワニナ |
2008
8.1
夜8:00
18℃
調査を始めて4日が過ぎました。この夏は、蒸し暑い日がまだありません。羽アリももちろん飛んでいません。来週から暑くなるようですので期待しよう。
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高瀬さんの自宅でふ化したホタルです。 |
2008
6.29
幌向運河と親水公園に600匹の幼虫を放流しました。
今後は、担当メンバーの自宅で、幼虫を育てながら毎年放流をして行くことになっています。
かつて、幌向運河にたくさんのホタルが舞っていた頃のようになりますように。
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高瀬さんの協力により、ようやく放流にこぎ着けました。心から感謝です。
これからもよろしくお願いします。
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2007
10.21
幌向運河後藤橋周辺にて、町民と共に第2回目の水生生物観察及び水質調査を行いました。
野生生物研究所:酒井健司先生の指導の下、行いました。
カワニナの生息が多く見られることから、ホタルの住める環境にある、とのこと。
側面がコンクリートのため、その点が課題である。
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2001
10.17
南幌高校生徒たちと共に幌向運河と三重湖の水生生物観察及び水質調査を行いました。
野生生物研究所:酒井健司先生に指導の下、行いました。
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幌向運河の風景 |