| 総 評 | |
種について |
北海道でヘイケボタルであれば良いというのではない。長沼町の
種である。その観点から大変良い進め方である。
|
|
幌向運河
|
昨年の調査結果にあったように、幌向運河の環境はヘイケボタルの
住みやすい環境であったと言える。しかしながら、その生息ポイントは
数少ないため、環境保護の必要性がある。
|
親水公園 |
親水公園全体を見た場合、ホタルの住み良い環境に見えるが、同じ数
の幼虫を放流したが1〜2匹の確認という結果であった。選択に問題は
なかったのか?
|
| 観 察 | |
|
幌向運河
|
柳の木や下草があり、かつ、ブロックなどの障害物が少ない場所で
あった。カワニナが多く生息していることから餌が豊富である。
流水が完全に凍結するかが心配である。(酸欠)
|
|
親水公園
|
今回放流した水面を観察したが、水草で覆われている。ヘドロである。
タニシの死骸が多い。
|
| 課 題 | |
|
幌向運河
|
北海幹線の水が流れてくるところであることから、4〜8月と9〜3月の
水深を観察する必要がある。ホタルはサナギになると土中に潜るが、
そこが水に浸ると生きることができない。
南幌町の田んぼに使用している農薬は、生物に対してのダメージが
とても少ないと言える。幌向運河の水生生物が多種にわたり水棲して
いることからも判断できる。
|
|
親水公園
|
1度の失敗で判断できるほど簡単な生き物ではない。チャレンジが必要
だが、水質・環境・餌などの状態をよく観察することで放流場所の見極め
ができるだろう。
|
|
親水公園
|
タニシの死骸・水面の藻の様子から、夏場の水温が高く・藻の繁殖が
多いことから光合成がし難い。したがって、酸素不足(8〜10PPMが必要)
となり貝類が生息できずエサが不足している恐れがある。
観察からすると、沼の近くに流水があるのでその場所に放流してみては
どうだろうか。
|